病気の治療や予防、健康の維持などのために、薬は私たちの生活に欠かせないものになっています。
病気やけがで、病院や診療所(医院)にかかって薬をもらったり、体調がすぐれないときに町の薬局・薬店で大衆薬を購入したことがきっとあると思います。
こうした薬が製薬企業で作られ、医療機関や薬局等を経由して消費者の手に届くまでのすべての過程で、薬学を基礎とした専門的な立場から関与しているのが薬剤師です。
薬剤師の任務は、薬剤師法という法律で「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする」と規定されています。
医薬分業とは、病気になり医師の診断を受けた際に、病院・診療所で薬をもらう代わりに“処方せん”をもらい、その処方せんに基づいて街の保険薬局で薬を調製(調剤)してもらう方式のことを言います。
◇ 病気になり医師の診断を受けます。
◇ 病院・診療所で薬をもらう代わりに薬の種類、使い方が書いてある処方せんをもらいます。
◇ その処方せんに基づいて街の保険薬局で薬剤師が患者さんの体質や今まで服用した薬の状況などの記録(薬歴)を基に、書かれている薬の量や飲み合わせなどを確認のうえ調剤します。
◇ 薬をわたす際に、薬の正しい服用方法、留意点などについてわかりやすくあなたに説明(服薬指導)することにより、より一層安全に薬を服用していただけることを目指しています。
このように、医師と薬剤師がそれぞれの専門性を発揮し、協力しあうことでよりよい医療の提供を図ります。厚生省においても、医薬分業の推進に積極的に取り組んでいます。
幼稚園・小・中・高等学校へ通うお子様がたが安心して健やかに勉学や運動に励めるように、学校保健法というものがあります。
そのなかで、学校医、学校歯科医、そして学校薬剤師の設置が義務付けられており、学校薬剤師はプールの水質検査や、給食調理室の細菌検査、毒劇物等・薬品の保管・検査、教室の照度検査や換気検査など、学校環境衛生の保持に努めております。
学校薬剤師についてのご質問・ご意見は下記メールアドレス宛てにどうぞ。
gakuyaku@chikushi.or.jp